・鉄塔、橋梁等の溶接熱影響部の結晶粒粗大化領域への適用により、疲労寿命
の延命化
・局部的に高強度化が求められる領域への適用(鋳物など)
・その他
■高周波誘導加熱による金属組織の微細化応用性
図1 受け入れ材及び高周波誘導加熱材のミクロ組織
高周波誘導加熱
受け入れ材
(高周波誘導加熱なし)
軟鋼表面に高周波誘導加熱を処理したときのミクロ組織を示します。
受け入れ材のフェライト粒サイズは約23μmでありましたが、高周波誘導加熱後の
フェライト粒サイズは平均5μmと顕著に微細化されていることが分かります。
(図1参照)
■高周波誘導加熱による金属組織の微細化効果
写真2 鋼板加熱処理中
写真1 微細化倣い装置
結晶粒の微細化による構造体の強度化と長寿命化。
鋼板表面上に高周波誘導加熱を行い、溶接などの熱加工により粗大化した結晶粒を
微細化したり、圧延製造ままの材料の結晶粒をさらに微細化する技術。
本方法により、溶接金属や鋳物に対しても同様の効果が得られ、高周波誘導加熱で
圧延素材の場合よりも微細化組織を得ることが可能です。
(写真1,2参照)
高周波誘導加熱により、鉄基合金の溶接・接合部等の所望の部位の結晶組織を
微細化し、機械的性質特に疲労強度の高い領域を得ることができる金属組織の
微細化方法及び装置を紹介致します。
構造物となった後の溶接部の組織を改善することができます。
■高周波誘導加熱による金属組織の微細化方法及び装置概要